創薬学士養成プログラム

本学が申請した『創薬学士力養成プログラム－「さがす」「つくる」「とどける」の創薬三要素を統合的に理解?実践できる人材育成－』が平成20年度～22年度の文部科学省「質の高い大学教育推進プログラム」に採択されました。本申請では、全国に先駆けて、薬国际足球_欧洲冠军联赛-博豪联盟の4年制学科における統合的な創薬教育プログラムを提案し、その結果、薬国际足球_欧洲冠军联赛-博豪联盟としては唯一、“教育課程の工夫改善を主とする取組”に採択されました。この取組の成果は、新6年制「創薬育薬コース」の教育に継承されております。

創薬学士養成プログラム
-「さがす」「つくる」「とどける」の創薬三要素を統合的に理解?実践できる人材育成-

2009GPフォーラム　ポスター

質の高い大学教育推進プログラム現地調査報告書

1.プログラムの目的

「創薬」は、科学技術創造立国を目指す日本にとって最重点領域の１つであるにもかかわらず、欧米と比較して水準は高くありません。原因の１つに、薬国际足球_欧洲冠军联赛-博豪联盟における創薬研究者の養成教育が早期から細分化し、学生が「創薬」の全体像を理解しないまま個別の専門教育を修得していることが考えられます。岐阜薬科大学の「創薬学士力養成プログラム」は、このような問題点を改善し、薬国际足球_欧洲冠军联赛-博豪联盟の学生が常に「創薬」を意識しながら必要な専門知識と技能を習得できる統合型創薬教育プログラムです。教員は、専門の枠組みを超えて分野横断連携を図りながら本プログラムに取り組み、学生は創薬の基本三要素『さがす』『つくる』『とどける』に関する全方位的基礎知識と技能、態度を蓄積?統合?実践することにより、創薬学士力を身に付けることを目指します。

2.プログラムの特徴

薬国际足球_欧洲冠军联赛-博豪联盟だからできる創薬教育

創薬は、くすりを『さがす』『つくる』『とどける』の三つの学問分野の総力の結晶であることから、創薬に携わる人材は、生物、化学、物理系のすべてにわたる広い知識?技能が必要です。そこで本取組では、個別に行われていた各分野の講義や実習を有機的に統合し、さらに分野横断的連携を図り、創薬三要素を統合的に理解?実践できる教育を展開します。岐阜薬科大学では、“薬国际足球_欧洲冠军联赛-博豪联盟だからできる創薬教育”を実践することで、創薬学国际足球_欧洲冠军联赛-博豪联盟教育のモデルを構築し、さらにはわが国の創薬研究?医薬品産業を担う人材の育成をめざし。

早期体験学習として病院、薬局、製薬企業見の学研修、コンピューターベース創薬ラーニングシステムによるin silico創薬演習、インターラボによる三つの分野の研究室体験などを先進的な教育プログラムを構築しました。